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ADSL回線や光ファイバー回線など、高速インターネット回線を利用しているにも関わらず、ホームページの閲覧やファイルのダウンロードが、異様に遅いことがあります。何年か前までは、夜間になるとインターネットが混雑し、速度が遅くなるのは常識でした。しかし現在は、インターネットの混雑は大幅に緩和されています。一日中速度が遅い場合、原因はあなたのパソコン側にあるはずです。
いまどきのホームページは、動画や音楽、凝った動作などがたっぷり盛り込まれた、見栄えのいい画面作りが常識です。しかし、こういう画面は、ある程度以上の性能を持ったパソコンでないと、表示速度が驚くほど低下することがあるのです。5年以上前のパソコンで、メモリの搭載量が128MB以下の場合は、そろそろパソコンのグレードアップを考えましょう。
速度が速いはずの『ADSL』ですが、ADSLモデムや接続ケーブルなどの周辺に、強力な電磁波を発生する機器がありませんか? たとえば、無線LANの機器やパソコンの電源ケーブル、エアコンなどです。このような機器があると、ADSL回線に雑音が侵入し、速度が出なくなることが多いのです。パソコン周辺の掃除をしたら速度がガクッと落ちた、などの場合はとくに注意してください。
無線LANでの接続が、ある日突然遅くなったときは、念のため『よそのお宅の無線LANに誤接続していないか』を確かめてみましょう。外部からの接続を防ぐために、安全対策を盛り込むのは無線LANの常識ですが、安全対策を設定していない無線LANユーザーもかなり多いのです。
パソコンの動作やネットワークの状態が不安定になっていると、「インターネットエクスプローラー」などブラウザソフトの起動はもちろん、画面表示までガクッと遅くなることがあります。パソコンを再起動させると直ることもありますので、困ったらまず再起動を試してください。